エンジニアの松浦君はA社では評価は低かったけど、B社ではものすごく評価を受けている。
こういうことはよくある。結局のところ仕事は、人間関係に依存するところが大きい。能力やスキルは二の次だと思えるときもある。組織は1人1人の人間の集合体。会社の社風はそこに集う1人1人の人間でできあがっている。
ぼくみたいにワイワイやるタイプはベンチャー企業には向くけど、成熟した大企業には向かない。逆に頭の回転がはやく優秀なビジネスマンは、大企業で大きなビジネスをやったほうが能力を発揮できる気がする。
いま大学の新卒者の3年以内の離職率は3割を超えている。
このうちどれほどの若者が次の転職に成功しているのだろか?
決して多くはないと思う。
大人は若者に失敗を恐れずチャレンジしろという。ぼくもそう教わって育ち、そして大人になったぼくも若者に失敗を恐れるなというようになった。
でも、いまの日本の社会は、新天地に向け転職にチャレンジしたけれど惜しくも敗れ去った若者を受けいれてくれるのだろか?
日本の企業は家族的である。これは素晴らしいことだし、この企業風土が日本の経済成長を支えた。
ただ、家族から離れコースアウトした若者をもう一度、受けいれてくれる日本企業は残念ながら少ない。
ぼくたち派遣会社は日本の格差社会の元凶だといわれる。たしかに、そう呼ばれる要因もあるので反省しなければならないが、ただ、ぼくたちが唯一社会のお役に立てることは、こうしたコースアウトした若者を受けいれることができるという点だろう。
この↓記事でも書いたがクライアントは派遣社員だらといって差別はしない。
派遣社員も自社の社員も、みな同じ仲間、可愛い部下だと思って接してくれる。仕事ができる上司であればあるほど、そう思って接してくれる。
つまり、家族の一員として派遣社員を受け入れてくれるのだ。閉鎖的な日本企業でも派遣社員として派遣先に出向し、一緒に仕事をすれば派遣先企業の家族一員になれる。
この↓記事でも書いたが、うちのエンジニアにはメーカーの社員になってもらいたい。
そして、なりやすい。
クライアントで一生懸命に働けば必ずクライアントの上司は応援してくれる。
可愛い部下だら。家族の一員だから。
面接なんてお見合いみたいなものだ。企業も応募者も自社や自分にとって不利益になることは話したりしない。最大限に自社や自己をアピールする。
そして、面接官もいくら人事のプロであっても、たった数十分の面接で人の内面など見抜くことはできない。
応募者も転職したいと思っている企業の内側を外からでは決して知ることはできない。
でも、派遣社員ならできる。
転職したい会社に派遣社員として入って毎日職場に出社すれば社風も、労働環境も、人間関係も知ることができる。自分に向いているか、向いていないかじっくり判断できる。
企業も1年、2年、派遣社員としてつかえば彼の能力、人柄、将来性を知ることができる。
企業にとっても、応募者にとっても派遣という働き方はメリットがあるような気がする。もちろん、派遣会社の健全性が求められることだが、この点のみにおいて、ぼくたちは社会のお役に立てる。
毎年4月の新卒一括採用方式もいいのだが、この枠の一部でも派遣社員から正社員への門をひらいてくれれば雇用のミスマッチという不幸は軽減できるのだが・・・
そもそも20代前半の若者に自分の仕事上の適性を理解させ、企業風土に自分が向いているか、向いていないかという判断を押し付けるのは酷なことのような気がする。
①リツアンの給料規定を知りたい方はこちらの記事から
派遣社員の給料明細をお見せします。 - 『ピンハネ屋』と呼ばれて
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②リツアンが目指している理想の派遣会社を知りたい方はこちの記事から
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④動画でリツアンを知りたい方はこちらから
下記はリツアンのPR動画です。お時間がある方はぜひご覧ください!
⑤漫画でリツアンを知りたい方はこちらから
【お願い事】リツアンはエンジニアを募集しております。リツアンは他人行儀の事務的な会社ではございません。ぼく自身、こんな感じなので→「「愛されるダメ人間」と、「単にダメな人」の5つの違い : まだ東京で消耗してるの?」m(__)m
なので現職にお悩みの方、将来に不安がある方、ぜひお気軽にお問合せ下さい。面接という堅苦しいもんのではなく、一緒にワイワイお酒を飲んで語り合うのでもOK。もちろんウーロン茶でもOK。
とにかくリツアンは多くの方々と知り合い、人それぞれに会った働き方を立案していきたいと思っております。ご興味がある方、時間がある方は、もしよろしければ一度、弊社のホームページを訪れてみて下さい。皆さまからのご連絡をお待ち申し上げております。