『ピンハネ屋』と呼ばれて

株式会社リツアンSTC 代表取締役 野中久彰

リツアンのデメリットさらけ出します

昨日、内勤社員と皆んなでわいわい飲んでて、内勤メンバーのひとりが最近、ブログやツイッターでリツアンの熱量ハンパじゃなく、いい面ばかり強調され、リツアンのダメな未熟なとこもちゃんと公開しなければと。マージンをオープンにしてるので、デメリットもオープンにちゃんとします。

 

ということで、昨日の今日、そのメンバーよりメールがきました。そのまま転載します。

 

【背景】
リツアンってそんな低マージンで会社やっていけるんですか?という質問をよく聞かれる。
またネットで検索する情報にリツアンのメリットは多く紹介されているけど、デメリットは見えてこない。


なので、敢えてデメリットをさらけ出す。
固定費を圧縮することでちゃんと低マージンでも利益出すことができている。


固定費とはすなわち、内勤の人件費と賃料


【賃料】
東京オフィスは一軒目を借りており、賃料は決して安いとは言えないが、リツアンで専有してる部屋は12畳くらいなので、事業に直結する部分としては実質的には15万円前後。


専有部分以外は学生に開放しており、事業には直結しない固定費となっている。


名古屋オフィスは&大阪オフィスはサービスオフィスの小さい区画を借りているので、場所の割にそこまで高くない。


本社は掛川駅から徒歩10分ほどのシャッター商店街にあるので、非常に安価な賃料。


なので自社の社屋を自慢したいような人は、リツアンは向いてない。


【人件費】
リツアンは一人の営業マンが平均60~80名のエンジンの担当をしている。

業界の平均よりも担当人数が多いので、内勤のお給料も業界平均より高い。


しかし、スピード感が遅くなるし、この低マージンが維持できなくなるので、内勤の人数をもっともっと増やすということは考えていない。

 

そして年間100名近くの方が新たに入社してくれている。

派遣会社では一般的に、エンジニアさんの客先業務初日には門の前まで営業が同行するのが普通。配属同行と言ったりする。


でもリツアンの場合はエンジニアさんに単独で行ってもらう、もちろんクライアントとエンジニアさんの双方の合意を得て。


配属同行の目的は、初日に時間通りにエンジニアさんが出勤するかどうかをチェックするため。もし遅刻したら営業が客先で謝る。
ただ、リツアンで初日に遅刻したり欠勤する人なんて今までいない。


営業が同行しないといけないような人は、正直採用しない。そのために面談はきっちりやっているし、誰でも彼でも入社してほしいわけではない。


上場を目指してるわけでもなく、急成長を急いでるわけでもないので、このあたりが数字で目標を管理したくない理由のひとつ。


また60~80人を一人の営業マンが担当していると当然トラブルが重なったりすると、対応が遅くなってしまうことがある。


管理訪問というかたちで、客先やエンジニアのみなさんに定期的にお会いしに行くことが営業の業務としてあるが、他の派遣会社に比べると頻度は低い。お客さんやエンジニアとの良好な関係を築くことは大前提だが、電話やメールで済ませることも多い。


なので営業の配属同行や頻度の高い管理訪問がないと不安と思う方は、リツアンに向いていない。


【結論】
<リツアンが合うと思う人物像>
リツアンという会社を踏み台としてどんどん利用したい人

自立精神がある人
お給料ガッツリ増やしたい人


<リツアンが合わないと思う人物像>
他社の派遣会社と同様な対応を会社に求めている人


リツアンは低マージンという「場」を提供していて、内勤もエンジニアさんもたまたまそこに集った、というのが理想。


なので働き方も派遣契約でも業務委託契約でもフリーランスでもなんでもOK。


そこにこだわりはない、転職市場が活性化するのであればなんだってOK。


他の派遣会社がやらないこと、できないことをやるのがリツアン。


逆に他の派遣会社がやっていて、リツアンがやっていないこともたくさんある。

 

それがリツアン。