『ピンハネ屋』と呼ばれて

株式会社リツアンSTC 代表取締役 野中久彰

派遣会社のリツアンSTCと呼ばれるのがもう嫌だ

先日、内勤社員の数名と都内で働くエンジニアさんと飲みに行ったときの話です。

その席で、内勤社員の一人がこんな話を切り出してきました。

彼の言葉を要約するとこんな感じです。

 

●「リツアンって派遣会社っていっているけど、やっていることは『派遣』の枠組みをこえてませんか?」

 

●「例えば、リツアンのプロ契って、エージェントを介したフリーランス・エンジニアの働き方に似ているし」

 

●「10年目からの『さよならマージン』ってフリーランス・エンジニアそのものだし」

 

●「あとクライアントの引き抜きOKって転職エージェントじゃないですか?」

 

●「なのに社長は何で派遣会社って表現にこだわっているんですか?」

 

●「派遣って世間では評判悪いですよね」

 

●「評判悪い業界でいきり立ってどうすんですか」

 

●「自社の首を自分で絞めているのと同じですよ」

 

●「センスないですね」

 

ああ、なるほど。彼の話している内容には一理あります。

 

確かに、フリーランスのエンジニアと言いつつも、その多くはエージェント会社を介して働いています。基本的に大手企業は個人とは新規取引(口座開設)をしませんから、エンジニアはエージェント会社の口座を経由します。また、個人で営業するよりも、エージェント会社に営業代行をお願いしたほうが、働き先のすそ野は広がりますから、フリーランスのエンジニアにとってエージェント会社はありがたい存在です。

 

ただ、その代償として毎月15%前後の仲介手数料をフリーランスのエンジニアはエージェント会社に納めているわけです。

 

ちなみに、リツアンのプロ契のマージン率は約19%です。エージェント会社の15%の仲介手数料よりも少し高いですが、ただ、このプロ契のマージン率の内訳を説明すると、10%ほどが経費(事業主負担する社会保険料)で、残りの9%がリツアンの受け取る純粋な利益、つまり本来の意味でのマージンといえます。

 

これを踏まえた上で、リツアンはエンジニアを正社員で雇用しています。そして、全社員が社会保険に加入しております。

 

ご承知のように社会保険とは、健康保険、厚生年金保険、介護保険、雇用保険、労災保険の総称のことですが、このなかの1つ「健康保険」。健康保険に加入すると会社から保険証が支給され、3割の自己負担で病院にかかることができます。このため多くの人は健康保険を「病院に安くかかるための制度」と認識されていますが、これ以外にも健康保険には様々な特典があります。

 

その特典の代表格は「傷病手当金」という制度です。傷病手当金とは、仕事以外での病気やケガで会社を休んでしまった際に生活を保障してくれる制度です。例えば、旅行中に事故にあってしまったり、趣味の釣りなどでケガをしてしまったり、また病気にかかり長期の入院を余儀なくされてしまったりした際に、給料の約6割が支給されます。しかも、その期間は1年半という長期で、仕事ができず給料が支払われないという労働者の大ピンチを救ってくれるのが、この健康保険の傷病手当金という制度なのです。

 

ただ、フリーランスのエンジニアが加入する「国民健康保険(国保)」には、傷病手当金のような制度はありません。病気やケガで仕事を休んでしまったら、休んでしまったぶんだけ収入はゼロ、自分の身は自分で守らなければなりません。

 

また、これは仮に仕事が原因の病気やケガでも同じです。会社員の場合ですと、仕事(通勤途中も含む)が原因の病気やケガは労災保険が守ってくれます。療養(補償)給付、休業(補償)給付、傷病(補償)年金、障害(補償)給付、介護(補償)給付、遺族(補償)給付、葬祭料(葬祭給付)、二次健康診断等給付など手厚い給付が受けられますが、フリーランスのエンジニアの場合は基本的には「一人親方」ですから、この労災保険には加入できないのです。

 

さらに、職を失ってしまった場合もフリーランスのエンジニアの場合は自助努力が必要です。会社員の場合ですと雇用保険に加入しています。会社を辞めてしまった場合、基本手当(失業保険)、技能習得手当、寄宿手当、高年齢求職者給付金、傷病手当(病気やケガで就職活動ができない)など雇用保険が彼ら、彼女らの生活を保障してくれますが、個人事業主であるフリーランスのエンジニアはこの雇用保険に加入できません。仕事をみつけるまで、こちらも収入がゼロという事態に陥ってしまうのです。

 

そして、もっと細かいことをいうと先ほど述べた健康保険には「扶養」という制度があります。会社員は、扶養制度によって世帯の保険料をおさえることができますが、国民健康保険では扶養という概念がないため、家族全員が被保険者として加入しなければならないのです。

 

つまり、社会保険制度などの公的な支援は、会社員には手厚い一方でフリーランスなどの個人事業主には非常に薄い仕組みになっています。このため、フリーランスのエンジニアはイザという時のために民間の保険に加入したり、日ごろから貯蓄を心がけたりすることが極めて重要です。

 

この頃、フリーランスという働き方が日に日に注目されるなかで、ちょっと立ち止まってもう一度考えてみてほしい。確かに、フリーランスといえば自由度がある魅力的な働き方におもえます。ただ、その裏側には自己責任という錘も背負うことを意味します。この点を再考してほしい、これが今回のブログ記事で伝えたい僕の意見です。

 

この上で、リツアンはエンジニアを正社員で雇用しています。入社4年目からは売上から利益を65,000円しかもらわないプロ契です。さらに10年目からは利益をもらわない「さよならマージン」です。副業もOKです。クライアントへ引き抜かれるのもOKです。

 

正社員として手厚い公的な支援を受けつつ、フリーランスのエンジニアのように自由に働けるのがリツアンです。

 

冒頭で話しました「派遣会社」というイメージが邪魔をして、実態としてのメリットが伝えきれていないのであれば、それはもったいないことであり、その部分を改善していかなければなりません。

 

例えば合コンにいって、

 

●派遣会社でITエンジニアとして働いています。

 

●フリーランスのITエンジニアとして働いています。

 

●SESの会社でITエンジニアとして働いています。

 

この3パターンなら、おそらく派遣会社のITエンジニアは一番モテない。

横文字のほうがカッコよくみえる。

 

でも、年収、自由度、公的な保障など、その実態を知ればリツアンのエンジニアは一番モテるはず。

 

そして、このように「派遣」という名前が邪魔をしているのであれば、「派遣会社」という冠をそろそろはずしたい。

 

 

というわけで、誰かアドバイスを下さい。

派遣会社のリツアンではなく

〇〇会社のリツアンと説明できる〇〇という名称を誰か提案してくれませんか?

 

宜しくお願いします!!

 

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