マニ―・パッキャオに会ってきました。
昼食、ショッピング、その後の夕食もご一緒させて頂きました。
今回のパッキャオの来日はプライベート&公務(国際バスケットボール連盟の理事会への出席)。
でも公務前の2日間は、完全にプライベート。
8月4日のフライトで午後に来日した。
今回、来日の件をブログやFacebookなどで書いていいかパッキャオサイドに確認したら、「まったく問題ない」とのことだったので紹介させてもらいます。
また、既に報道やSNSなどでパッキャオ来日の情報がながれているしパッキャオにはご迷惑はかからないと思います。
そもそも、なぜ、ぼくなんかがパッキャオと会えたかといいますと、地元掛川にある「本陣通り」で「DAVAOS KITCHEN」というフィリピン料理を経営している山中さんから、先月の初旬に「今度、パッキャオの側近(山中さんの奥さんの幼馴染)が来日するから、彼らを掛川でおもてなしをしたいだけど、それを少し協力くれないか?」というお話を頂きました。
パッキャオはフィリピンの英雄です。その側近?ホントに来るの?と思いながらも、
失礼があってはならないので彼らが食事をする場所とかいろいろ考え来日の朝をむかえました。
パッキャオは世界最高峰のボクサーですが、フィリピンの国会議員でもあります。
その側近となれば当然、VIP待遇で高級なスーツなどをビシッときめてくるんだと思い、ぼくもちゃんとスーツを着てお出迎え。でも、登場した彼らはTシャツなどの非常にラフな感じ、しかも、とにかく陽気でフレンドリー、ぼくの持っていた「側近となれば近寄りがたいんだろうな」とのイメージからはかけ離れていました。
だから、よけいにホントかなぁ~?と。
でも、せっかく彼らはフィリピンから、こんな遠い日本に来てくれたのだから、仮に彼らが側近とかじゃなくても、地元掛川を楽しんでいってもらおうと思い、できる限りのおもてなしをしてみた。まぁ~実際は、山中夫妻がちゃんと対応していて、ぼくは彼らと一緒にワイワイやっていただけですけど。でも、なぜか、それがいたく気に入ってくれたようで「日本は楽しい!今度、パッキャオを連れてくる!」とご機嫌。
彼らの滞在は短い期間でしたが日本を、掛川を、非常に満喫して帰っていきました。
こんな↓感じ
翌日、ぼくは行けなかったですが、大丈夫!山中夫妻がバッチリおもてなしたようです。
それから間もなくして「パッキャオが本当に日本にいくよ」との連絡が入りました。ちょうど2週間前だったと思います。正直ビビりました。
でも、まだまだ信じられませんでした。なぜならパッキャオは世界的なスーパースターですから当然です。ぼくみたいな一個人に会ってくれるはずはありません。
でも、もし本当だったら・・・失礼があってはならない。
まずは手土産です。手土産は日本人の礼儀ですから。手土産を何にしようかいろいろ考えてみました。できれば日本的なもので、しかも市販されたありきたりのものではなく、心のこもった手土産がいい。
そんなときうちの営業のひとり鈴木祥から「提灯はどうか?」という提案がありました。ジャバニーズランプです。日本的でしかもコンパクトに畳めるから持ち運びも便利です。
そのアイディアを採用しました。
ただ、もう日数はありませんでした。残り3日。
どこの提灯屋さんに電話してお願いしてもダメ。
そんなときに鈴木 祥から知人ですごいデザイナーがいる。
彼だったら親身になってくれるからお願いしてみると。
TADAOMI_SHIBUYA
澁谷君は実質、制作期間2日で仕上げてくれました(ハンドメイドです)。
裏側はパッキャオをイメージした家紋。
リングで囲まれた中にサンスポ―のパッキャオのグローブが4つ。中央には今回来日した記念としてのバスケットボールが描かれています。
また当初の提灯裏面の家紋のデザインは、真ん中がパックマンになっていました。パックマンは、パッキャオのニックネーム。でも、リングの中央でパックマンが皆からグローブで殴られているように見えるので、それではかわいそうということになり、来日記念とパッキャオ自身も大好きなバスケットボールにしたようです。
そうした澁谷君の心遣いや優しさも手伝って、この提灯をパッキャオはすごく気に入ってくれて、ファミリーの人数分もほしい。リゾートで販売したい・・・とかたいそう気に入ってくれました。
そしてパッキャオとの食事。
食事はパッキャオファミリーと山中夫妻とぼくの10名ほど。パッキャオのお姉さんが気をつかってくれて、ぼくはパッキャオの対面の席につくことができました。ぼくの目の前にパッキャオです。緊張で汗の量がハンパじゃありませんでした。そんな緊張したぼくの姿を見たパッキャオはニコニコ笑ってくれ、ぼくの緊張をほぐそうと気さくに話しかけてくれます。でも、ぼくは英語がわからない。ますます緊張です。なので山中さんの奥さんが、またしても気をつかってくれて通訳をかってでてくれました。
パッキャオは豚肉は食べない。牛肉が好き。しかも、よく焼きのヴェリー・ウェルダンしか口にしない。
身体を冷やすようなものも口にしない。たとえば水も常温、生野菜も冷えていたら食べない。食事の前には専属のtasterいて彼が食事をチェックするなどなど・・・世界の一流スターとなればすごいんだなぁ~と感心してしまいました。また、パッキャオはチェスが好きらしく昨夜も遅くまでチェスをして遊んでいたらしい。だから起きるのが遅くなってしまった。とか・・・
食事は堅苦しいものではなく、みんなでワイワイです。
記念撮影したり、スマホの動画をみんなで観たり、とにかく陽気です。
なので、ぼくも気づいたら緊張はなくなり、パッキャオファミリーのなかに溶け込め楽しい時間を過ごすことができました。食事は、だいたい2時間くらい・・・食事が終わったらパッキャオはショッピングにいきたいと。だからまずは六本木ヒルズの近くにあるルイ・ヴィトン。ここで3時間ほどお買い物をして、その後は、銀座のロレックスへ。もの凄い金額の時計を何本も購入、改めてパッキャオの凄さを感じることができました。
そして時計をみたらもう20時をまわっています。
買い物に夢中で時間も遅くなったのでホテルに帰ろう、みんなでホテルで食事をしようということになりました。この夕飯でもパッキャオは、ぼくの横に夫妻で座ってくれました。そして、フィリピンから国際バスケットボール連盟(FIBA)の理事会に参加するメンバーも合流して、さらに大人数での食事です。もう緊張はなくなっているのでパッキャオとはいろいろなお話ができました。
「野中!今度、フィリピンの自宅に遊びにこい。できれば早いほうがいい来月上旬はどうだ?」
ぼくは飛行機に乗るのがこわく、飛行機で移動するときは必ずお酒を飲んで酩酊状態で乗ることを日中の会話でパッキャオは知ってくれています。だから山中夫妻に「野中にお酒を飲ませてでも飛行機に乗らせ、フィリピンに連れてこい」とか言ってくれ、ありがたい招待です。ホントに行ってもいいのかなぁ?
また、パッキャオは日本を気に入ってくれたようで、また近いうちに来日する。もちろん、プライベートで遊びにくるから必ず時間をつくってくれと・・・
最後にパッキャオにリツアンのエンジニアや日本の若者に対してメッセージをもらえないかと頼んでみました。もちろんパッキャオは快くメッセージを書いてくれました。
Believe in yourself
自分の可能性を信じなさい。そして勇気をもって挑戦しなさいと・・・
パッキャオの故郷は、フィリピン南部のミンダナオ島。40年余りに及ぶ紛争の影響でフィリピンで最も貧しい地域とされる島です。パッキャオはこの地で生まれ育ち、1日1食しか食べれないなど非常に貧しい生活をおくっていました。貧困のせいでパッキャオは中学を中退せざるを得なく、彼は家計を助けるために路上で花やたばこのばら売りをしていました。でも、パッキャオは貧困に負けません。「Believe in yourself」自分の可能性を信じ、彼は厳しいトレーニングを積み世界の頂点に立ちました。
諦めることなく自分を信じて挑戦してほしい。
Believe in yourself
「空腹に耐え、寝る場所もなかった少年がこんな素晴らしい人生を送ることができたんだ」と語るように、パッキャオは数々の困難に直面しても、それを乗り越えてきた。それゆえに彼のこの言葉はあまりにも大きいと思う。リツアンは、パッキャオから頂いたメッセージを大切にしていきます。
パッキャオは、こんなぼくたちみたいな一個人でも優しくファミリーのなかに受け入れてくれ、メッセージも頂き、最高の2日間でした。パッキャオファミリー、ほんとうにありがとうございます。また、最高の思い出を縁結びしてくれた山中夫妻、感謝、感謝です。ありがとう!
PS:昼食時、ぼくは極度の緊張でテンパっており、パッキャオが食事代の支払いをしようとしたとき、おもわずそれを制し「これが日本人のおもてなし」大丈夫!!昼飯を年収何百億といわれるパッキャオにおごっちゃいました。よくよく考えれば身の程知らずの行為で、いま思い返せば恥ずかしく恥ずかしくてたまりません。でも、パッキャオから昨夜「一般人にご飯をおごってもらったのは久しぶりで昔を思い出した。ありがとう!」との言葉を頂き、これだけがぼくの救いです。
ちなみに昨夜も日本を満喫していたようです(^-^)
そしてパッキャオから嬉しいプレゼントも頂いた。
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下記はリツアンのPR動画です。お時間がある方はぜひご覧ください!
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【お願い事】リツアンはエンジニアを募集しております。リツアンは他人行儀の事務的な会社ではございません。ぼく自身、こんな感じなので→「「愛されるダメ人間」と、「単にダメな人」の5つの違い : まだ東京で消耗してるの?」m(__)m
なので現職にお悩みの方、将来に不安がある方、ぜひお気軽にお問合せ下さい。面接という堅苦しいもんのではなく、一緒にワイワイお酒を飲んで語り合うのでもOK。もちろんウーロン茶でもOK。
とにかくリツアンは多くの方々と知り合い、人それぞれに会った働き方を立案していきたいと思っております。ご興味がある方、時間がある方は、もしよろしければ一度、弊社のホームページを訪れてみて下さい。皆さまからのご連絡をお待ち申し上げております。