肉体改造され、身だしなみが整えば、次は「教養」です。
教養なんていうものは、僕にとって無縁の存在ですが、そこは友人であり、リツアンのパートナーでもある木許裕介さんがサポートしてくれます。
木許さんは、2018年、ポルトガルで開催されたBMW国際指揮コンクールで日本人として初めて優勝したオーケストラの指揮者。彼は、ピアノを3歳からはじめ村方千之氏に指揮法を師事。東京大学および同大学院在学中より、UUUオーケストラ、Worldship Orchestraなどの指揮者を務め、現在は福井大フィルハーモニー管弦楽団など日本各地の大学オーケストラでも指揮者を務めています。また、鈴木寛教授(元文部科学副大臣/現文部科学大臣補佐官)の受け入れのもと同研究所上席所員を務め、東京大学の前期教養学部対象のゼミナール『学藝饗宴』でチーフディレクター及びアーティスティックディレクターを務めています。
まぁ、いってみれば教養のかたまり。しかも、性格もピカイチ。とにかく優しい。
僕みたいな駄作にも、わかりやすく丁寧に教えてくれる。
リツアンの女性陣にも木許ファンが多い(笑)
実は、この木許さんによる第1回目の研修が今週末の5/19(日)に開催されます。
今回の研修の目的は、エンジニアさん+そのご家族。特に、お子さんに向けての研修です。
子どものころに、木許さんのような“本物”と触れ合えば、その子の将来がより豊かになると思う。
静岡県掛川市(旧大須賀町)の片田舎で育った僕にとって、子どものころの選択肢は野球とサッカーしかありませんでした。僕は、幸い体が丈夫だったので少年野球でレギュラーをとれましたが、当然、レギュラーをとれず試合に出れない友達もいました。なかなか試合に出れない友達は、やっぱりなんというか、誤解を招くかもしれませんが目立つ存在ではなかった。
それは、僕の育った田舎町には野球とサッカーという2つの選択肢しかなかったからです。野球のなかで「できる・できない」を判断されちゃう。
逆に、音感がまったくダメな僕にとって、音楽の世界で「できる・できない」を判断されてしまったら100%日陰の存在です。
それは向いているか、向いていないかの問題で、つまり、子どもたちには多くの選択肢に触れ合ってもらいたい。たくさんの選択肢のなかには、必ず自分に向いていて、めいっぱい活躍できる分野があるはずです。
また、子どものころに感じる“憧れ”は大切です。
僕がサッカーではなく野球を選んだのは、小学生のころに近所のおじさんに高校野球の夏の地方予選を観に連れて行ってもらったからです。球場で一生懸命にプレーする高校生のお兄さんたちは正直カッコよかった。自分も大きくなったら、お兄さんたちみたいに、こんな大声援のなかでプレーしたいなと。その“憧れ”が高校まで野球を続ける僕の原動力になりました。
だから、子どものころにたくさんの“本物”に触れ合ってもらいたい。
そして、この「たくさんの選択肢」や「憧れ」に触れ合う機会をリツアンがサポートしたい。リツアンは法人です。個人では、なかなかできないことも、法人ならできることもあります。
今回の木許さんも、個人ではなかなか出会う機会はありませんが、『KOMAD』のおかげで出会うことができました。また、この『KOMAD』には、木許さん以外にもたくさんの教養がいます。今後は、その彼ら、彼女らにもお願いして、エンジニアだけではなく、その周りの家族を含めた面白い研修を実施していきますね。
今回の研修で将来、オーケストラの指揮者を目指す子どもがでてきたり、指揮者以外にもヴァイオリンやチェロなんかに興味をもつ子どもがでてきたりしたら嬉しいな。楽しみです。まぁ、研修後はご家族や彼女彼氏と木許さんのコンサートに行ってみてください!
追記:5/19(日)の木許さん研修は、まだ空きがあるのかなぁ?もし空きがなくても研修後に『KOMAD』のお庭でBBQをやるらしいので、BBQからの参加でもOKです。
ご興味がある方は専務の平野くんまでお問い合わせ下さい。オーケストラの指揮者と聞けばハイソな感じで気が引けちゃうかもしれませんが、先ほども述べました通り、木許さんはめちゃめちゃ気さくで優しいのでぜひぜひ。
また、当日は東大UmeeT初代編集長で現ファシリテーターの杉山大樹くんも参加してくれ、木許さんとエンジニア&ご家族を上手に橋渡ししてくれます。絶対に、おもしろいですよ。
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