『ピンハネ屋』と呼ばれて

株式会社リツアンSTC 代表取締役 野中久彰

派遣だけじゃない!リツアンはモノづくりにも挑戦!!

リツアンは、いまモノづくりの分野へも挑戦中です。

「曲がる回路」、「ペンで電子回路を描く」技術でTechCrunch Tokyo2014で優勝したAgIC株式会社さまのサンプル品の製造のお手伝いをさせて頂いております。現在、AgICの技術は様々な分野で注目を集めています。  

agic.cc

内田洋行、電気回路を描くペンと無線対応顕微鏡カメラ発売 

内田洋行は、アクティブラーニング授業にも活用できる導電性マーカーペンを使った「導電性インクAgIC(エージック)を使った回路実験教材」と、映像をタブレットモニターに転送できる「顕微鏡カメラ」を発売する。顕微鏡カメラは、6月末より全国一斉販売を開始する。AgICとの共同開発により生まれた「導電性インクAgIC(エージック)を使った回路実験教材」は、教科書と同じ二次元の電子回路図を光沢紙にマーカーペンで描き、乾電池やLED、モーターなどを回路図上に置くだけで電気が流れるか実験できる。LEDや乾電池などの電子パーツの位置を自在に変えることができるので、どんな時に電気がつくのか、どんな時に電球の明かりが強くなるのかなどを直感的に確かめることができる。置くだけで固定ができ、黒板に貼って発表できるほか、持ち運びもできるため比較・検討・ディスカッションがしやすく、アクティブラーニングにもお勧めだという。・・・

resemom.jp

openers.jp

ascii.jp

fabcross.jp

www.youtube.com

 

 すごいなぁ~AgICの技術。文系で、しかも素頭がよろしくない私にとってはAgICの技術をわかりやすく説明できませんが、すごいことは確か。

  前回の「沖縄プロジェクトについて」の記事でも少し触れていますが、このAgICの共同創業者の杉本雅明氏とは、もうかれこれ8年の付き合いになります。地元掛川の先輩から彼を紹介していだき、都内に出張に行くたびに彼が主催していたLab+Cafeによく遊びに行かせて頂いた。 

forbesjapan.com

Lab+Cafeとは・・・

  • 夜までゆっくり勉強ができる居心地の良いカフェ
  • 様々な学生同士の交流から生まれる新しいコミュニティー形成の場
  • 学生が様々なことにチャレンジできる創造性あふれる空間 
のコンセプトのもと東大生を中心とした学生が夜な夜な集まる図書館のようなカフェかなぁ・・・

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 Lab+Cafeに集う彼ら(彼女ら)は、当然ですが私より年下です。でも、彼らの知識量、頭の回転の速さや好奇心、探求心というものは半端じゃなく、いつも刺激を受けさせてもらっていました。そして、その頃から雅(杉本雅明)の夢は大きく、いまその雅の大きな夢が実現しつつある。すごいなぁ~。ホント雅には頭が下がる。

 そんな彼から先月、AgICのサンプル品の生産をリツアンで手伝ってくれないかとの話を頂いた。もちろん二つ返事でOK。ぜひやらしてほしいと。これから世界を変えるかもしれない最先端の技術のお手伝いができる、「雅すげぇ~なお前」って言っていた彼の夢のお手伝いができる、利益などいらず、むしろ赤字でも参加させてもらう価値があると思っている。

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 ただ、リツアンがお手伝いしている作業は、いたってかんたん(笑)AgICの技術は最先端だけど、リツアンが担当している作業は根気が勝負。細かな作業だから、やっぱり女性向き。お子さんがいる女性や時間が空いている方にパートタイマーとして働いてもらっています。時給も多くは払えないけど、それでも「作業が楽しい」、「意外と簡単」、「実際に(製品が)光ると嬉しい」など嬉しい言葉をもらっています。

 

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  いまは掛川のオフィスの一室を利用して作業してもらっていますが、もう少し作業しやすい環境を用意しようかと物件を探し中です。細かな作業なので静まり返った作業環境よりも、音楽など心地いい環境のほうがリラックスもできるし、作業もはかどると思いますから。

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 将来的には、生産量も増やして「子育て」や「家事業」など家庭と仕事を両立しにくい女性が自由な時間に働ける環境を整備していきたいと思っています。やっぱり女性の才能が家庭だけに埋もれているのは日本社会の損失ですから。

 

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