クライアントの担当者さんの多くは派遣社員のことが好きだ。
ぼくの経験上、派遣社員だからといって特別視するような人は少ない。毎日、職場で顔を合わせ、同じプロジェクトを遂行して、同じように苦労して、ひとつの作品が完成したときに喜びを分かち合う、もう正社員も派遣社員もそこに垣根は存在しない。
たしかに、まれに「派遣さんだから」と蔑視するような人もいるけれども、そういう人はあまり仕事ができるタイプの人ではなく、うちもそういうクライアントさんへはエンジニアを紹介しない。
クライアントの担当者さんの多くは、本当にうちのエンジニアを部下同然に可愛がってくれる。エンジニアが悩んでればちゃんと耳を傾けてくれ、またエンジニアが成長すれば自分のことのように喜んでくれる。そして、あまり知られていないかもしれないけれど、うちのエンジニアの「派遣という働き方」に対して将来を心配してくれている方も多い。
クライアントは、エンジニアの頑張りに応えてくれる。それは年に1度のチャージアップ交渉(派遣料金の交渉)で顕著になる。エンジニアが頑張って成果を出していれば、ちゃんと派遣料金を1年ごとに上げてくれる。
でも、ここで新たな問題が発生してしまう。それは何かというとクライアントはエンジニアの頑張りに応え1時間当たりの派遣料金を上げてくれるが、エンジニアは、いくら派遣料金が上がっても、それに見合う賃金UPは期待できない。
この↓記事でも紹介しましたが、多くのエンジニア系派遣会社では派遣料金と派遣賃金は比例することはない。別のベクトルで考えられている。
つまり、クライアントはエンジニアの頑張りに対して派遣料金を上げてくれる。でも、エンジニアは頑張っても賃金が上がらない。この隙間がやがて大きな垣根になってしまう。クライアントの担当者とエンジニアの良好な関係が、派遣会社が介在することにより、その関係を壊してしまう。その結果、最悪のケースは派遣契約の打ち切り。しわ寄せは、いつも派遣社員にいってしまう。
ぼくは思う。クライアントは派遣料金を派遣「会社」に払っているのではなく派遣社員の「個人」に払っている。その料金の支払経路として派遣会社を通しているだけ。 だから、ぼくたちは黒子で脇役。これはリツアンの内勤社員共通の認識になっている。
ちなみに下記は↓昨夜の新橋の風景。うちの内勤社員2人が飲みに行き、そこでたまたまクライアントの担当者さまと。その後に出向しているエンジニアの花〇氏も急きょ合流でワイワイ。正社員も派遣社員も垣根はない。※担当者さまにはボカシを入れさせております。
①リツアンの給料規定を知りたい方はこちらの記事から
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こんな動画をつくりました。10年間で1500万円の所得格差! - 『ピンハネ屋』と呼ばれ
②リツアンが目指している理想の派遣会社を知りたい方はこちの記事から
リツアンが目指す理想的なエンジニア派遣会社とは? - 『ピンハネ屋』と呼ばれて
リツアンはなぜ?内勤社員が少ないの? - 『ピンハネ屋』と呼ばれて
セルフ式ガソリンスタンドのような派遣会社 - 『ピンハネ屋』と呼ばれて
③派遣社員として働いている方には覚えておいて欲しい記事はこちらから
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④動画でリツアンを知りたい方はこちらから
下記はリツアンのPR動画です。お時間がある方はぜひご覧ください!
⑤漫画でリツアンを知りたい方はこちらから
【お願い事】リツアンはエンジニアを募集しております。リツアンは他人行儀の事務的な会社ではございません。ぼく自身、こんな感じなので→「「愛されるダメ人間」と、「単にダメな人」の5つの違い : まだ東京で消耗してるの?」m(__)m
なので現職にお悩みの方、将来に不安がある方、ぜひお気軽にお問合せ下さい。面接という堅苦しいもんのではなく、一緒にワイワイお酒を飲んで語り合うのでもOK。もちろんウーロン茶でもOK。
とにかくリツアンは多くの方々と知り合い、人それぞれに会った働き方を立案していきたいと思っております。ご興味がある方、時間がある方は、もしよろしければ一度、弊社のホームページを訪れてみて下さい。皆さまからのご連絡をお待ち申し上げております。