『ピンハネ屋』と呼ばれて

株式会社リツアンSTC 代表取締役 野中久彰

エンジニアの派遣社員の給料はどうやって決めてるの?

派遣賃金は、派遣会社の賃金テーブルによって決めらています。

リツアンと同業種の技術系派遣会社の多くはエンジニアの年齢給、能力給を基に作成され、それが採用の際に適用されます。*1

 

ただ、↓この記事でも書いたように派遣料金は、クライアントの派遣料金テーブルに左右され、同じ田中くんでもA社では派遣料金4,000円/1h、B社では3,800円/1hと評価がわかれてしまうことも珍しくありません。

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 このため派遣会社は、仮に田中くんがB社に派遣されても十分に利益が得れるように自社の賃金テーブルを低く設定します。

 

ただ、派遣会社の営業マンはより高い派遣料金で派遣契約を結んでくることが自身の評価につながるため、交渉の現場では50円/1hでも高い料金を要求します。

 

この結果、派遣料金は高いが派遣賃金は低いというアンバランスな状態になってしまうのです。派遣会社が利益確保(リスク回避)のために求めるものと、派遣会社の営業マンが自分の評価向上のために求めるものが逆の方向を向いているため、そのしわ寄せがエンジニアにいってしまうのです。エンジニア派遣のマージン率が他分野と比べても高いのはこの理由からだともいえます。

 

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エンジニアが求めるものと派遣会社の営業マンが求めるものが比例する賃金テーブルが理想的だといえます。なのでリツアンではクライアントの派遣料金テーブルと自社の賃金テーブルが比例するようにしております。営業マンは、エンジニアのためにも自分のためにも50円/1hでも高い契約が取れるよう交渉する。そんな頑張っている営業マンをみてエンジニアは信頼する。それがまた営業マンの励みになる。この相乗効果が会社発展の大きな原動力になるのだと思います。

 

①リツアンの給料規定を知りたい方はこちらの記事から

 派遣社員の給料明細をお見せします。 - 『ピンハネ屋』と呼ばれて

こんな動画をつくりました。10年間で1500万円の所得格差! - 『ピンハネ屋』と呼ばれ

②リツアンが目指している理想の派遣会社を知りたい方はこちの記事から

僕が派遣会社を設立した理由 - 『ピンハネ屋』と呼ばれて

リツアンが目指す理想的なエンジニア派遣会社とは? - 『ピンハネ屋』と呼ばれて

リツアンはなぜ?内勤社員が少ないの? - 『ピンハネ屋』と呼ばれて

セルフ式ガソリンスタンドのような派遣会社 - 『ピンハネ屋』と呼ばれて

 

③派遣社員として働いている方には覚えておいて欲しい記事はこちらから

ぜひ覚えておいてほしい傷病手当金という保障制度 - 『ピンハネ屋』と呼ばれて

エンジニアの派遣社員は断然、時給のほうが得! - 『ピンハネ屋』と呼ばれて

 

【特設】なぜか?マニ―パッキャオ!

マニー・パッキャオとランチ&ディナー - 『ピンハネ屋』と呼ばれて

 

 ④動画でリツアンを知りたい方はこちらから

下記はリツアンのPR動画です。お時間がある方はぜひご覧ください!

        www.youtube.com

 

⑤漫画でリツアンを知りたい方はこちらから

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【お願い事】リツアンはエンジニアを募集しております。リツアンは他人行儀の事務的な会社ではございません。ぼく自身、こんな感じなので→「「愛されるダメ人間」と、「単にダメな人」の5つの違い : まだ東京で消耗してるの?」m(__)m 

なので現職にお悩みの方、将来に不安がある方、ぜひお気軽にお問合せ下さい。面接という堅苦しいもんのではなく、一緒にワイワイお酒を飲んで語り合うのでもOK。もちろんウーロン茶でもOK。

とにかくリツアンは多くの方々と知り合い、人それぞれに会った働き方を立案していきたいと思っております。ご興味がある方、時間がある方は、もしよろしければ一度、弊社のホームページを訪れてみて下さい。皆さまからのご連絡をお待ち申し上げております。

 

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*1:エンジニア派遣をメインとした常用雇用の特定派遣会社を指します