先日、日刊工業新聞の井水社長を囲む会に参加させて頂きました。この会は、地元の製造業の経営者の方々が主催したもので参加者は「産業人クラブ」の会員のみなさん。「産業人クラブ」とは、中堅・中小企業の経営者、経営層で構成され、相互の親睦と経営者としての資質向上、そして事業の拡大を日刊工業新聞が全面的に支援して活動を行っている組織です。
ぼくは、その会員ではありませんが、現掛川産業人クラブ会長の(株)産栄工業の高野社長の御厚意で誘っていただきました。出席者は全部で20名ほど。リツアンからは僕を含め3名、あと一般社団法人Biz Japanからは瑞人と林くんの2名、それからぼくの友人で日本料理の職人である中山健くんが参加させてもらいました。
この「井水社長を囲む会」は17時30分から始まり最初に井水社長から今後の日本の経済、とりわけ製造業の動向などのお話を聞き、その後は皆で食事をしながらの親睦会です。会は非常に楽しく有意義な時間で誘ってくださった高野社長には本当に感謝しております。参加された方々の職種も様々で精密板金、鋳物製造、自動車部品製造、プレス部品製造など、いろいろな業界の話が聞け勉強になった一日でした。
そして、職種を問わず多くの中堅・中小企業では現在、人材不足が深刻になっていることも改めて実感いたしました。ハローワークや広告媒体に求人を出しても人は集まらない。生産量に人手が追い付かない。特に技術職の募集を出しても応募は皆無だと。大手求人サイトに登録しても人材はやっぱり大手に取られてしまう。本当に多くの経営者の方々が頭をやませていることを改めて知りました。
求職者の立場に立てば地方の名も知らない企業よりも誰でも知っている大手企業のほうが安心します。もし大手企業の社員が難しければ、知名度が薄い会社の正社員よりも派遣のエンジニアという道を選択するのかもしれません。でも、地方の企業も面白いですよ(地方の企業というと掛川産業人クラブの先輩たちに怒られちゃうかもしれませんがm(__)m )。経営者の方々と話をしていても、みんな目がキラキラして面白い。新しい商品の開発に取り組んでいる話をしている彼らの姿は少年そのものです。
でも、彼らの企業は、面白いことをやっているのにも関わらず人が集まらない。もちろん求職者にとっては地方の中堅・中小企業が面白いことをやっているかどうか、それを知る機会もないですから当然なことですが。ただ、井水社長を囲む会に参加させて頂き何かここにリツアンの役目というか存在意義を見出したように思えます。リツアンのエンジニアが将来クライアントの社員へ巣立っていくのも、別に大企業だけを選択肢とするのではなく、これから伸びていくような中堅・中小企業の正社員も候補に入れてもいいんじゃないかと思いました。中堅・中小企業こそ圧倒的に優秀な人材を必要としていますから。
掛川産業人クラブさんのような会にもリツアンのエンジニアも参加させて頂き、そこで経営者の方々と膝を突き合わせながら話をする。お互いに興味を持てば1年くらいリツアンから派遣する。派遣期間は、お互いの相性確認期間。実際に現場で働いてみて仮に双方の合意が得られれば、その後は正社員登用。中堅・中小企業も、派遣で働くエンジニアもお互いに必要としている者同士ですから、何か新しいサービスが誕生する可能性をみたきがしました。リツアンが本当にやりたい転職会社の理念にもマッチしますから、今後はこの企画を少し掘り下げて検討していきたいと思います。
◆ 第8期(2014年8月~2015年9月迄)の年間報告を新たにまとめてUP致しました
①リツアンの給料規定を知りたい方はこちらの記事から
派遣社員の給料明細をお見せします。 - 『ピンハネ屋』と呼ばれて
こんな動画をつくりました。10年間で1500万円の所得格差! - 『ピンハネ屋』と呼ばれ
②リツアンが目指している理想の派遣会社を知りたい方はこちの記事から
リツアンが目指す理想的なエンジニア派遣会社とは? - 『ピンハネ屋』と呼ばれて
リツアンはなぜ?内勤社員が少ないの? - 『ピンハネ屋』と呼ばれて
セルフ式ガソリンスタンドのような派遣会社 - 『ピンハネ屋』と呼ばれて
③派遣社員として働いている方には覚えておいて欲しい記事はこちらから
ぜひ覚えておいてほしい傷病手当金という保障制度 - 『ピンハネ屋』と呼ばれて
エンジニアの派遣社員は断然、時給のほうが得! - 『ピンハネ屋』と呼ばれて
【特設】なぜか?マニ―パッキャオ!
マニー・パッキャオとランチ&ディナー - 『ピンハネ屋』と呼ばれて
④動画でリツアンを知りたい方はこちらから
下記はリツアンのPR動画です。お時間がある方はぜひご覧ください!
⑤漫画でリツアンを知りたい方はこちらから